先日、ちょっとした外出で、他人に髪の毛を弄ってもらうお店(巷では美容院というようですね)に行きました。

間違えて女性しか来ないようなお店に入ったもので、手持ち無沙汰になっていると「これどうぞ」と美容師さんが女性誌を幾つか持ってきてくれました。

美容師さんと「お仕事は何なさってるんですか?」「鉱夫です」みたいなやり取りをしながら、適当にパラパラとめくっていると、気になる特集が。

確か「このテクで男性を虜にしよう!」みたいな、セックスのコラムで、色々と突っ込んだ内容の記事が展開されていたんですけど、こういうのを見るたびに、僕は首を捻るばかりです。

男性を虜にする方法を、そもそもセックスをするような関係になってから模索するというのは、本末転倒な気がしませんか?

それまでに虜にしておくべきですし、そうじゃないと一緒のベッドに入ってもあんまり意味がないように思えます。

ちょっと、こういう特集には色々と思うところがあったので、今回幾つか挙げてみましょうか。

まず恋愛コラムの内容に答えはない!

そもそもこういう、男性を虜にするテクニック系のノウハウ記事って、雑誌だけじゃなくウェブサイトでも紹介されてて、それなりに人気だったりします。

でも恋愛にノウハウを求めるというのもどうでしょう。恋愛なんて究極のケースバイケース事案で、第三者のアドバイスがほとんどアテにならないようなものですからね。

交際している男女の間でしか使われないような共通言語があったり、お互いの好きな部分をなんとなく把握しあっていたり、そういうのがあって成り立つ関係です。

そんな関係ですから、元々他人からアドバイスなんか受けなくても、大体上手く行くもんですし、経験上、他人の恋愛にアドバイスしたがる人って、めんどくさい人が多いように思えます。

それに、「お、これは目から鱗だな」と思えるアドバイスを目にしても、いざというときにはすっかり忘れているものです。

だから恋愛系の雑誌記事やウェブサイトでのウンチクって、通勤の合間とかトイレとかで流し見る程度にしておき、あんまり囚われないようにした方が精神衛生上よろしいんです。

男性は女性にテクニックなんか期待していない!

さて、そうは言いつつも、男性を虜にするテクニックそのものは、習得しているに越したことはないでしょう。

いつの時代も、知識は荷物になりませんからね。

でも、そういうものより大事なのは、相手を大事にしたいと思う気持ちであって、セックスのテクニックなんてのはそれよりも優先順位は遥かに下に位置するもの。

ぶっちゃけ、男性は付き合っている彼女のテクが優れていなくても、特に嫌いになったりはしない生き物です。

逆に、度肝を抜くほど優れたテクを持っている彼女に対して、「俺と付き合う前にどんな男とセックスしまくっていたんだよ」と不安になってしまいます。

だから、相手を安心させたいなら、あんまりセックスで主導権を握ろうと努力したり、素晴らしいテクニックを習得しようと思わない方がいいでしょう。

おわりに

恋愛もセックスも、第三者の意見に左右されてコロコロと方針が変わるのは良くないですね。

何より振り回されるパートナーが困惑してしまいます。

どうせ他人の恋愛に難癖をつける人は、どんな素晴らしい恋愛をしていたとしても粗探しをするものです。

他人の意見に左右されるよりも、自分が楽しめる恋愛を追求すべきでしょう。

(松本ミゾレ/ライター)

(オトナの恋カツ編集部)