30歳近くになっても処女のまま……。

非モテというわけでもなければ、彼氏がいなかったわけでもないのに、なぜかセックス経験がないまま三十路に突入してしまった。

「ヤらずに三十路」という意味で「やらみそ」と揶揄されることもあるようですが、アラサーになっても処女ってそんなに恥ずかしいことでしょうか。

恋愛に無関心なわけでも結婚したくないわけでもない、ただ体を開くきっかけがなかっただけ。

そんな30歳をすぎても純血を守る女子の実態と、「やらみそ」女性に対する男性の本音を調べました。

アラサー処女に対する男性の本音とは?アラサー処女の割合や特徴も解説

重い?貴重?アラサー処女に対する男性陣のホンネ

男性は、アラサー処女に対してどんな気持ちでいるのでしょうか?

日本人男性はとくに処女を「貴重なもの」として神格化する傾向があり、遊び目的なら何人経験していても構わないけど、妻にするなら未経験の方がいいと望む人も結構いるようです。

しかし、やらみその女性としては、女性の年齢が上がるほどに「重たいと思われそう」「何か人格に問題あると思われそう」と不安がつのってしまいますよね。

本音を聞いてみました。

はじめてを奪えて嬉しいけど責任も感じる

日本男子は、処女信仰が大きいので「処女」というと嬉しいようです。

ただ、他人の手垢がついていないのと「その歳まで大事にとっておいたものを奪ってしまう」責任感から、「ちょっと重たい」と思ってしまう人もいる様子。

「処女をもらってしまったのだから、責任をとって結婚しなければならない」と思い詰めるほどではないようですが、「別れるときに揉めそう」と尻込みする人はいました。

何のクセもついていないので開発するのが楽しみ

「前の彼氏がスパンキングが好きで私もハマったからお尻を打ってほしい」「バックで言葉責めをされながら強くされるのが好き」……。

そういった、女性からの「こんなプレイが好き」告白に戸惑う男性は少なくありません。

その点、処女は何のクセもついていない状態。「自分好みに調教できる」と、はりきる男性もいました。

女性を自分の支配下におきたいという独占欲求が刺激されるんでしょうか。中には「俺のことしか知らない」という事実に興奮するという人も……。

気を遣うので「はじめて」は申告してほしい

処女が嬉しいとか嬉しくないとか以前の問題として、「はじめてのセックスは痛いだろうし、戸惑うこともあるだろうから、挿入直前でもいいから言ってほしい」という意見が多かったです。

女性経験豊富な年上の男性ほど、そういう意見がありました。

「挿れるときにメリメリってするし、痛くないかどうか、気持ちいいかどうか聞きながらになるでしょう?セックスはお互いが気持ちよくないとさ」という優しい言葉も。

「はじめて」を伝えるタイミングは、ベッドインしてからで大丈夫だそう。ベタなセリフではありますが、挿入直前に「はじめてだから、優しくしてほしい」と言われると興奮する男性も多いもの。きちんと伝えておきたいですね。

他の誰かと比べられないので自分らしいセックスができる

モノの大きさ・太さ、腰の振り方、前戯の巧さetcは、他の男とは比べられたくないものです。

セックスの最中にそんなことを考えていたら、セックスに集中できないと思うのですが、男性としては気になるポイントのよう。
「処女なら、前の男と比べられないし、自分らしいセックスができる気がする」という意見がありました。

一方で、「エロ漫画やAVで勉強していて、プロや妄想と比べられそう」と心配する人もいましたが、そんなことはないですよね?

処女というだけでラッキーだし純粋に嬉しい

はじめての男が俺というだけで嬉しいという意見も当然ありました。

女性としては「処女を奪うのってそんなに嬉しい?」と思ってしまいますが、嬉しいらしいです。

アラサーで処女の女性は、地味目な服装でノーメイクといった、いかにも性経験がなさそうなタイプは逆に少なく、モテ系の可愛い・美人の人が多いんです。

「こんな可愛い(美人)の処女を俺が!?」という部分もあるようですよ。

さて、男性にはこのようなイメージを持たれているアラサー処女ですが、実際にどのくらいの割合なのでしょうか?

調べてみました。

アラサー処女の割合と特徴

「アラサーなのに処女」。

本人は「恥ずかしい」「私だけかもしれない」と感じているようですが、国の調査によるとやらみそはそんなに珍しい人ではないようですよ。

厚生労働省が2015年に行った第15回出生動向調査によると、「性経験のない未婚者」の割合は上昇しています。

2010年の調査では、25~29歳の未婚女性の29.3%、30~34歳の23.8%が「性経験なし」と回答していましたが、最新の調査では、それぞれ32.6%、31.3%の未婚女性が「性経験なし」と回答したのです。

つまり、アラサー未婚女性のほぼ3人にひとりが処女ということになるんです!

また、35歳〜39歳の未婚女性のうち33.3%が「性経験なし」と回答しています。アラフォーになってもなお3人にひとりが処女のままということですね。

「好きで処女でいるわけじゃない」という人もいるかと思いますが、アラサー処女になりやすい人の特徴にはどんなものがあると思いますか。

こんな共通点があるんです。ご紹介しますね。

結婚を意識した交際も恋人を作るのにも興味がない

処女信仰があるわけではないのに、気づけば30すぎても処女という人にありがちな理由がこれ。

「28歳までには結婚して、子供も1人作っておきたい」のように結婚願望があり、具体的な年齢や家族構成にまで落とし込んでいる人は、目指す年齢に向けて異性関係も頑張るのですが……。

「結婚なんていつでもできるでしょ」「今は、結婚とか考えなくていいかな。周りもしてないし」という雰囲気でいる人は、結婚を意識した交際を後回しにしがちです。

その結果、体の関係を持つ人はおろか結婚を意識できる異性さえいない状態にになってしまいます。当然、カラダは処女のまま……。

そういった人の中には「このままだと結婚さえできないかも?」と焦って結婚相談所に駆け込む人も珍しくないとか…。

初体験や男性への理想が高すぎてヤる気になれない

少女漫画の影響が強いのか、アダルトビデオの女性蔑視な視点に嫌悪感を抱きすぎなのか、初体験や男性との付き合いへの理想が高すぎる人もやらみそになりがちです。

ちょっとでも自分の理想のシチュエーションと違うと機嫌を損ねてしまうケースが多く、そういうムードまでたどり着けない人が多いのです。

草食系男子が増えてきた昨今では、そもそも「めんどくさい女」と男性から避けられてしまう傾向さえあります。

「デート代は男性が全てもつ」「初めてのエッチはラブホじゃなくてシティホテル」「前戯はキスから」などなど、こうでなければならないの呪縛が多いほど、処女を失う機会が減ってしまいます。

無理に処女を捨てる必要はないのですが、そういったわがままにも似た要求が「可愛い」と通るのは20代前半くらいまで。

それ以降は、ただの「イタイ人」になってしまう可能性もあり、このパターンの人は処女を捨てるまでにかなりの勇気と努力が必要になることが多いです。

自分に自信がなくて告白されても交際に踏み切れない

処女を捨てる・捨てない以前に、男性との交際に踏み切れない人は処女を捨てる機会が巡ってきません。

何らかの原因で自己肯定感が低く、自分に自信がない人は

「こんな私でいいのかな」「本当に好きなのかな」「他の可愛いこの替わりだと思われてるんじゃないかな」

などなど、男性からのせっかくの行為を不信に思ってしまい交際に至らないケースが多いようです……。

付き合っても、しつこいくらいに愛情の確認をしたり、束縛してしまって長続きしないことがほとんどなので、処女率が高いです。

逆に、自分に自信がなくても早々に処女を捨てられる人は、悪い男に捕まってしまった人のことが多いです。

処女目当てのヤリチンにあれこれよくしてもらううちに体の関係になり、飽きるまでセックスされて、そのまま捨てられてしまう……。漫画のような話ですが、現実にもあります。

仕事が忙しくて体の関係になるまで男女関係が続かない

「恋より仕事!」「恋愛はいつでもできるけど、この仕事は今しかできない」

……という人も、アラサー処女になりがちです。

厄介なのが、こういった「仕事一筋」の人はモテる人が多いこと。「私がその気になりさえすれば、すぐに恋人はできる」と思っているフシがあるので、仕事に全力注入することに迷いもありません。

ところが、時の流れは残酷。

「恋人くらいいつでもできるし」が通じるのは25・26歳くらいまでのことが多く、同期や友人が結婚式ラッシュになる28歳頃をすぎるとパッタリ声がかからなくなってしまうパターンがかなりあります。

「あれ?そろそろ結婚を意識して恋人を探そうと思ったのに」と、本人が気付く頃には30歳の大台にのってしまっていたという人、多いです。

男よりも趣味を優先する癖があり気づけば恋人がいない

いわゆるオタク系と言われる女性に多いのが、「男性に使う時間とお金がもったいない」と趣味を最優先した結果、処女を失う機会を逸してしまった人です。

次元を問わず、推しは尊いもの。気まぐれな現実の男性よりも、推しへの愛情表現を優先したい気持ちはよくわかります。

しかし、推しへの愛を極めんとするばかりに、やらみそになってしまう可能性も多少は考えておきたいですね。

お嬢様系の友人・知人が多くセックス系の話にならない

宗教系の学校に入っていた敬虔なお嬢様に限らず、友人・知人との夜のおしゃべりで下ネタが出ない人は、処女率が高めです。

10代のうちに処女を捨てた人たちの顔を思い出して欲しいのですが、どちらかというと下世話な話が得意な人たちが多くありませんでしたか?

仲良しの友人・知人との会話でそういった話が出ないと、周りと比べて焦る気持ちも出ないですし「彼女も処女だろうし」という安心感も生まれます。

仲良くみんなでやらみそというのも珍しくありません。

セックスするのが怖いし男性に触られるのに嫌悪感がある

男性よりも女性に対して性欲が湧くというわけでなく、男性やセックスに恐怖心や嫌悪感がある人もやらみそになりがちです。

怖い思いをしてまでセックスをする必要はないですし、処女であることは恥ずかしいことではありません。男性に恐怖心を抱くに至った事情は人それぞれですし、男性器を含めたオトコの体に嫌悪感を抱くのも仕方ないことです。

そういう傾向のある人は、治療を望むなら専門のクリニックやカウンセリングを訪ねるといいでしょう。

アラサー処女特有?人にはいえない悩みあるある

アラサー処女の多くが、自分が処女であることを隠して生きている様子。

セックスに興味はあるけれど、「セックスをする機会はあったけれど、うまく入らなかった」「いい雰囲気にはなったのにそれっきり」という人もおり、決して「セックスがイヤ」というわけではなさそうです。

アラサーで処女の人が「人には決して言えないけれど、実は悩んでいる」という悩みを聞いてきました。

アラサーで処女だからって気にする必要はないと思うのですが、当人たちは「するべき時期にするべきことをしてこなかった」という気持ちがあり、周りの視線が気になるようです。

エロ話についていけない!苦手なフリをしてるだけ

エッチな話についていけないという悩みが多かったです。

「AVも見ているし、エッチな漫画(レディコミ)も読んでいるけれど、下手に話題に入っていってボロが出るのが怖い」というものですね。

「そういう話はやめてくださいよ〜」とごまかしてはいるものの、アラサーになると飲み会に出る程度の下ネタやエロ話にはついていけないと返ってイタイという悩みもありました。

職場の飲み会はなんとかなりそうですが、親しい間柄の友人との飲み会だといたたまれない気持ちになりそうですね……。

男性よりも女性からの視線が気になって処女と言えない

エッチな話についていけないという話に関連して「女同士だからこそ『実は処女』と言えない」という悩みもありました。

たしかに、奪ってくれる予定の男性に「実ははじめてなの」と打ち明けるよりも、同性に「実は処女でそういう話はよくわからない」と話す方がハードルが高そうです。

お酒に任せて打ち明けた結果、職場中の話題になってしまったらと思うと身の毛がよだちます。

処女かどうかを打ち明ける機会はまずないとは思うのですが、婦人科系の悩みも相談しにくいのはちょっとしたデメリットかもしれませんね。

年を重ねるごとに「処女を捧げるいい男」のレベルが上がる

「せっかくこの年齢まで処女だったのだから」と、処女を捧げるシチュエーションや男性にこだわりすぎてしまうという意見もありました。

年齢を重ねるごとに「捧げたい」男やシチュエーションのレベルが上がっていき、結局そういう関係になれないのだとか……。

誰でもいいわけではないし、どうでもいいことでもないだけに、悩みは深そうです。

いっそ風俗で処女を捨てるべきか日々悩んでいる

「男性経験がないことがコンプレックスになっているなら、女性向けの風俗で処女を卒業してしまえばいい」。そう考える人もいるようです。

しかし、いざ風俗で処女を捨てようと思うと、腰が重たいもの。

「本当にそれでいいのか」「きちんと恋愛をした上で捨てるものなんじゃないのか」と、葛藤の末、また一つ年を重ねてしまう人、多いようですよ。

産婦人科の性経験あり・なしの項目が恐怖

女性は、年齢問わず、定期的に婦人科を受診んして検診を受けるべきなのですが……。

アラサーでも処女というのが恥ずかしくて、職場の健康診断でも婦人科の受診を嫌がる人がいます。

婦人科を受診するときの受診アンケートで必ず問われるのが「性行経験」「出産経験」「妊娠の可能性の有無」。

婦人科の看護師はプロです。処女だからと話題になることもないでしょうし、からかわれることもありません。できれば、自分の体のためにも婦人科は定期受診してほしいですね。

処女とバレて大失敗!?アラサー処女あるある失敗談

アラサーで処女だと「早く卒業しないと」と焦る気持ちが出てくるようです。

日本の男性陣はアラサーバージンに、「情報過多で頭でっかちになっている」とか、「初めてのオトコとしての責任が重い」など、処女ならではの「厄介さ」を感じることもある様子。

そんな男性陣の意見を耳にして、処女をなんとかしなくてはという気持ちを優先したばかりに失敗してしまった人も多いみたいですよ。

やらみそ女性陣の失敗談を紹介します。

やっと処女卒業!と誘っていたらドン引きされた

やらみそ直前になって恋人とそういう関係になれる期間に達したのに、女性側から誘いまくった結果「ドン引きされた」という失敗談がありました。

童貞を捨てたいだけの男の必死のアピールが女にとって「気持ち悪い」ように、やりたいのを必死にアピールする女性は男性にとって「恐怖心をあおられる」もののようです。

「30歳くらいの女性は結婚願望が強いというし、あまり積極的にこられると『ゴムに穴でも開けられるんじゃないか』と思っちゃいますね」という男性意見もあったほど。

がっつくのは、控え目にしたいですね。

お誘いはあったのに断り続けていたらフラれてしまった

初体験の理想が高い人にありがちな失敗が、「理想のお誘い・ムードを待っていたら、待ちきれない彼氏にフラれてしまった」というもの。

お誘いはあるものの「せっかく処女を捨てるのだから」と欲目が出た結果、ずっと処女。ちょっとした悲劇ですね。

処女を捨てたくて出会い系でヤリ目とヤッてしまった

処女を捨てたい欲が有り余るばかりに、出会い系サイトで処女を安売りし、後悔する人も多いようです。

女性向け風俗で捨てる人は、納得の上で捨てる人が多いのですが、出会い系で「やれれば誰でもいい男」に粗雑に処女を奪われた人ほど、「もっと選択肢があったはず」という思いになるようですよ。

白馬の王子様を待ち続ける必要はないと思いますが、どうせ捨てるなら後悔のないように捨てたいですね。

ディルドでオナニーにチャレンジした結果…処女も喪失

クリトリスオナニーから始まって、ついに膣でのオナニーにチャレンジ!したはいいものの……。自分の手で処女を失ってしまって後悔する女性もいます。

自分のタイミングでじっくり気持ち良さを追求できるのがオナニーのいいところですが、自分のタイミングで奥まで入れれてしまうので、処女膜に到達してしまうケースがしばしばあるのです。

中には「あらみそなので、自分で処女膜を破りたいと思います」と、自らの意思で処女を喪失する人もいますが、レアですね。

妙な男に引っかかって下手くそなエッチをするよりもいいのかどうか…悩ましいところでもあります。

実は処女と告白したら翌日には知人内で噂に

飲み会の失敗談として上がったのが、仲のいい友人に「実はまだ男性経験がない」と話したところ、知人内で噂が広まってしまったというもの。

話してしまった友人は「ネタが1つ増えた」程度にしか思っていないのかもしれませんが、本人にとってはかなりデリケートな問題。その友人とは、そのまま縁を切ってしまっていいレベルです。

広がってしまった噂は止められないですし、しばらくイジられる可能性もあるだけに、憂うつな後悔ですね。

アラサー処女は恥ずかしいことではない

アラサーで処女だったとしても気にする必要はありません。

アラサーで処女である人は、それぞれに事情を抱えているもの。「夫のちんぽが入らない」という小説があるように、体が男性器を受け入れにくい作りになっていたり、セックスや男性自体にトラウマがある人だって多いのです。

日本人の男性は処女をありがたがる傾向もいまだ強いようで、「結婚相手は処女がいいけれど、自分が童貞なのはイヤだ」というオトコのわがままも珍しくありません。

「いい歳こいて処女だなんて」と恥じる人もいますが、処女というだけで喜んでくれる男性も多いですよ。

処女であることを気にするよりは、アラサーまで処女を大切にとっておいたあなたをきちんと受け止めてくれる男性とのめぐり合いを信じましょう。

処女を笑ったり、喰い物にしようとする人たちのことは、無視してしまうくらいの気持ちでいたほうがいいのかもしれませんね。

(竹澤こずえ/ライター)

(オトナの恋カツ編集部)