年下のセフレ君と、本命の彼氏彼女として付き合いたいと思っている人は、少なからず存在するよう。その手の相談はしばしば来ます。
細かな相談内容は、たきにわたっていますが、年下のセフレ君の気持ちはたいてい2パターンに分けることができます。
以下に詳細を述べるので、よかったら参考にしてみてください。
押せばつき合えるパターン
女子は意外に思うかもしれないけど、男子はエッチした相手のことを好きになる傾向があります。
“エッチした”ではなく、彼は“エッチさせていただいた”と思っています。
だから好きになるのです。こんな俺のことを、温かく受け入れてくれた!なんと素晴らしい人なんだろう!
年下のセフレ君は、じつはこう思っているのです。
だから、年下のセフレ君とマジで付き合いたいと思えば、あなたから押せばどうにかなります。
もちろんこれには例外もあって、たとえば「好きとかウザいことを言う女子だな。俺はこの女子とセックスだけできればいいのに」と思う男子がいます。
そういう男子を鬼畜と呼びます。
セックスとは、あくまでも、男子が女子に「ヤラせていただく」行為だからです。
彼の心のベースに、好きという感情か、あなたに対する思いやりがあれば、ふたりはしかるべき関係に落ち着きます。
あなたのセフレが年下の鬼畜であれば、最後に泣くのはあなたです。
まずはあなたがマジメになる
あなたがマジメに生きると、彼もマジメになってマジメな交際に発展するパターンです。
年下のセフレ君の中には「チャラそうな男を演じておかないと、年上のきれいなお姉さんがヤラせてくれない」と思っている人がいます。
マジメくさって、マジメなメガネをかけて、マジメそうな本を読んでいると、年上のきれいなおねえさんに好かれないから、チャラそうに演じよう――
こう思っている年下君をセフレに持っているあなたは、あなたがマジメなところを彼に見せてあげるといいです。
すると彼も、「年上のおねえさんがやっているように、俺も彼女の前でマジメさを出してもいいんだ。マジメなことをやってもおねえさんに嫌われないんだ」と思って、マジメになります。
マジメになったふたりは、やがて付き合えます。
おわりに
2つのパターンに共通して言えることは、年下君は、年上のお姉さんに遠慮しているということです。
遠慮――つまり恥ずかしくて素の自分を出せない、恥ずかしくて思っていることを素直に言えない。だから、マジメな自分を隠すかのように、セフレというチャラい入り口から入るのです。
女子もそうかもしれないけど、男子はとくに、相手が自分をどう思っているのかを気にしています。
そして、そこから自分のふるまいを決めるクセがあります。つまり「年上のお姉さんにヤラせていただくために、自分はどうふるまえばいいのだろう」と考えているのです。
だから、年上のお姉さんが、先に態度を決定するつまり、年下のセフレ君と付き合いたいのであれば「うちら付き合うよ」と宣言してあげる!これだけでいいのです。
「セフレのくせに、俺に好きとか付き合ってよとかと言ってくる年上の女がウザい」なんて思っているセフレ君には、「感謝することを知れ」と怒ってバイバイしましょう。
そういう男子には、セックス氷河期の孤独と絶望としんどさをイヤというほど味わわせてあげる――これも、年上のお姉さんの重要なお仕事なのです。
(ひとみしょう/作家)
(オトナの恋カツ編集部)