セックスが楽しめない原因のひとつに、「濡れにくい」というお悩みがあります。
愛液と呼ばれる分泌液は、膣内を保護するのに欠かせないもの。たっぷり濡れるかどうかは、女性の心にも大きく関係しています。
濡れにくいときには、どうすれば解決できるのでしょう?
濡れないとセックスが苦行に……
「彼はちゃんと前戯をしてくれているのになかなか濡れてきません。申し訳ない気持ちも……」(27歳・会社員・愛花さん)
「痛いので我慢していると、感じてると勘違いされてしまい、もっと刺激を加えられることも……」(30歳・販売員・良子さん)
「まだ挿入されて気持ちよくなるほど濡れてないのに挿入する彼。ムードを壊したくないので我慢しています」(29歳・飲食店勤務・奈央さん)
濡れないと痛いけれど、それをなかなか言えずに我慢している人も多いみたい。
また、決して感じていないわけではなく、気持ちよくなりたい、彼を受け入れたい気持ちはあるのに……、と悩んでいる人も少なくないようです。
濡れやすいかどうかは個人差もあり、人とくらべることもできません。
「これをしたら濡れる」というのがそれぞれ違うため、相手の男性も、なにをどこまですればいいのか、正解がわからないのかもしれません。
我慢するよりリラックス!
まず、「セックスを楽しむ」ことに焦点を合わせましょう。
「セックスはこうあるべき」という理想はあるかもしれませんが、それを意識してしまうと、余計にプレッシャーを感じてしまいます。そうなると、さらに濡れにくく、楽しむのが難しくなってしまいます。
我慢するより、力を抜いて、リラックス。「なんとなくこんな感じ」くらいの、ゆったりしたセックスを意識してみてはいかがでしょう?
たとえば、性的な快感にこだわらず、「30分程度エッチな雰囲気を楽しむ」というのもいいかもしれません。
キスや表情、指先でそっと触れる、ささやき合うなど、性的快感とは、直接関係ないテクニックを、ゆっくり楽しむと、女性が濡れやすい、いい雰囲気を作ることができます。
心に余裕ができたら、最後の10分間は彼を思いっきり気持ちよくさせる! など、小さな目標をプラスしてみるのもいいかもしれません。
また、どうしても濡れにくいときは、潤滑ゼリーやローションといったラブグッズにお手伝いしてもらうのもおすすめ。
「すっごい気持ちいいのに、濡れにくい体質で……」「病院で使ったほうが言われたんだ」なんていう口実を使ってもいいかもしれません。
少しずつ彼に塗ってもらったり、彼に塗ってあげたりすれば、それもまたエッチな雰囲気が盛り上げる要因に。一石二鳥です。
「あ、ちょっといつもよりドキドキする」「エッチな雰囲気になってる」と感じたら、その気持ちを強く意識してみましょう。
どうすれば濡れるか? を考えたり、心配したりする必要はありません。感じたり、そういった気持ちが高まる愛撫を見つけたりしたら、彼にお願いしてみましょう。
感じるポイントを見つけるときは自己中でOK。あなたがもっと気持ちよくなれば、彼も喜んでくれるはずです。
おわりに
女性の感覚は、男性には理解しにくいもの。
痛いときは、ちゃんと伝えて大丈夫。彼を大好きな気持ちと、エッチを楽しむためにいろんな方法を試してみたい気持ちをセットで伝えてみて。
できるようになれば、雰囲気が壊れるどころか、もっとラブラブになれるはずです。
(はろ。/ライター)
(オトナの恋カツ編集部)