どんなに草食系に見える男子であっても、やっぱり女子らしい色気を相手に感じたら、気持ちがふらっとなびいてしまって……ということは、昔も今もよくある話のようで。
むかしは(たとえば明治時代)は、男子は女子のうなじとか、膝の裏側を見て萌えていた、というのが、明治の小説(夏目漱石とか)を読むとわかります。
令和の男子は、女子のどういうところに萌えるのかについて、今回はお届けしたいと思います。
「まぁるいところ」を強調してみて!
恋愛上手な女子って、たとえば飲み会の席にかっこいい男子がいたら、カーディガンを脱ぐらしいです。
脱いでたとえばノースリーブのワンピース1枚になるとか、もっとすごい女子だとキャミソールにブラというかっこうで……ということらしいです。
が、「そんなことできない!」と思う女子だっていると思います。
そういう人は、女子の身体の「まぁるいところ」を強調するといいです。
男性のクリエイターさんの中に「この世でもっとも美しいのは女子の身体の曲線美である」と、女子の身体の曲線美ばかりを撮影している人がいます。
この「この世でもっとも美しいのは女子の身体の曲線美である」という思想って、有名な画家・モネなんかの時代から(それ以前から)ずっとある思想らしいです。
ダイエットしないと身体のラインなんか恥ずかしくて出せないとか、女子には女子なりの事情というか思いがあると思います。
……が、ちょこっと見せれる範囲で、まぁるいところを強調してみてはいかが?
「弟の部屋にエッチな雑誌がいっぱいあってさぁ」
男子って、女子に「どれくらいエッチなことに抵抗がない人なのか?」を見ているところがあります。
すごくエロくてどうしようもないアホな男子……ということではないです。付き合うというのは「そういう行為も込みで」とわかっているということです。
「そういう行為も込みで」というのをわたしも理解している、というのを、彼に端的に伝えようと思ったら。
たとえば「弟の部屋にエッチな雑誌がいっぱいあってさぁ」と言えば、彼は一発で理解してくれます。
弟がいない人は、次の項の一言を言ってみよう!
「元カレに『お前めちゃエロい』と言われた」
付き合うまではあまりエロいことを言われたらドン引きするけど、でも付き合った彼氏とは(それなりに)エッチなことを楽しみたい……。
そう思っている女子は、「元カレに『お前めちゃエロい』と言われたけどさぁ」とか、「女子会で女子たちに『あんたはエロすぎる』と言われた」と言うのがおすすめです。
付き合うまでは下ネタを言われたら「それセクハラだから」と、しれっと切り返す女子だって、付き合った相手とは「楽しむべきことを楽しんでいる」人ってきっと多いと思うので、
これを片思いの彼に言うと、彼のエンジンが全開になって、ソッコーで付き合えるようになるということも。
おわりに
男子があまりよく分かっていないことの1つに、女子はちゃんと付き合う前はエロさを隠す天才だけど、付き合ってしまえばいわば「なんでもあり」という、このギャップというか乖離が、男子にはイマイチよく分からないのです。
だから付き合う前に、あまりに身持ちのカタそうな女子を演じていると、彼は「この子、エッチなことに興味ないんだ」としか思わなくて、彼は「ほかのヤらしてくれそうな女子」を当たることに……。
結果として、片思いが成就しないということに。
ことさらあなたの身体だけが目当てな男子じゃなくとも、健全な男子は「付き合ったらしたい」と思っているわけだから、そしてそれはなにもヤバい思想でもなんでもなく、ごく当たり前の考え。
だから、彼にうまく「付き合ったあかつきには、マルハダカになってもいいよ(でも電気消して暗くしてね)」というのをうまく伝えてみよう!
――というコンセプトのもと、3つお届けしました。ぜひ活用してみて!
(ひとみしょう/文筆家)
(オトナの恋カツ編集部)