ものすごく女子慣れしているごく一部の男子以外は全員、多少酔わないと女子の前でエロいことが言えないようになっています。なぜか知らねど、男子の脳って、そういう仕様になっているみたいです。会社でセクハラまがいのアホなことを言う男子とか、そういう例外も除く、という但し書きもバッチリ付きますが。
とは言うものの、仲良くなって「そろそろ下ネタくらい言ってくれてもいいのに」とあなたが思っていても、彼が決してエロいことを口にしないとなれば、脈ありなのか脈なしなのか、判断に困っちゃうこともあるでしょう。
今回は、男子が「この子にエッチな話題を振ったらいけないんだ」と感じてしまう女子の言動について、一緒に見ていきたいと思います。
■心臓に毛が生えていない限り仕事仲間の女子に下ネタは言えない
冒頭にも書きましたが、ふつうは仕事仲間の女子とか、学生であれば学校の友達の女子に対して、男子は下ネタを言わない、というか言えないものです。言うと嫌われてしまうかもしれないとか、明日から口をきいてくれなくなるかもしれないという、漠然としたおそれを、男子は持っているから。
そういう「おそれの気持ち」は、きっと中高校生くらいに、男子の心の中に芽生えます。中高生の頃、男子が言った下ネタに食いついて、それに輪をかけるようにして楽しく下ネタ談義をしていました、ワッハッハー! という女子って、ほとんどいないでしょ?
だから、よほど仲良くならない限り、仕事仲間の女子とか、大学の仲間の女子とかに、男子は下ネタを言えないのです。
■「彼氏いないです」という女子には下ネタを言いづらい
「彼氏、います」と公言する女子って「ヤルべきことをヤッています(昨夜もヤリました)」とか、「男女がつきあうというのは、『そういう行為』も込みだと知っています」と宣言しているようなもの。ま、それでいいわけであって、それじゃあダメだということではないのですが。
反対に、「彼氏いません」と公言するということは……男子は「もしかしてエロいことをするのがあまり好きじゃない女子なのかな?」と思ってしまうのです。
だからもし、あなたがエロいことが好きで彼氏がいないのなら、「彼氏ほしい」と言わないと、彼はいつまで経ってもあなたの前で下ネタを言わないかも。
ちなみに「彼氏いない歴3年です」なんて彼に言ってしまった日には、彼は「この子、3年もエッチを我慢できる子? ということは、エロいことにまったく興味のない子? おれはこの子とはつきあえない」と思います。
■いつも女子どうしでつるんでいると下ネタを振りにくい
女子どうしでいつもつるんでいる女子に対して、「下ネタを振るのはやめておこう」と思う男子もいるそうです。
下手に下ネタを振って「この男子サイテー」と思われたら、それを女子みんなに言いふらされそう……と思ってしまうというのが、理由だそうです。
■美人すぎると判断した女子なら誰でも
美人かどうか、というのは、その男子の主観的判断であって、あなた自身の判断による「美人か否か」ではありません。
男子は「この子、美人すぎる」と思えば、下ネタがとてもいいづらい。
ということは、彼があなたに下ネタを言ってこないということは……あなたのことを彼は、「美人すぎる」と思っているということです。
このへんを逆手にとれるのが、遊ぶのがうまい男子で、美人に対して「ホテル行こうよ」と、しれっと言います。美人さんは男たちにヘンに敬遠されて、下ネタを使って口説かれることが少ない、という事実を知っているチョイワル男子(ある意味では洞察力に優れた優秀な男子)だということです。
いかがでしょうか。
若い人の恋愛相談を読んでいたら、エロいことに対して過度にネガティブに反応しているところがあるように感じます。
エロい気持ちって、誰にとっても、言ってみれば心のダークサイドみたいなもので、「ちょっと暗がりにある自分の気持ち」を、素直に「それも自分である」と認めるには、まだ若すぎるのかもしれません。
が、エロは楽しくさわやかに語って、そして実際に心で対話しつつヤッてナンボです。
みんなで早くオトナになって、さわやかにエロを楽しもう!(ひとみしょう/文筆家)
(オトナの恋カツ編集部)