「2ヶ月前くらいから、遊んだりご飯に行くようになった男性がいます。彼は今、国家試験の前で、『彼女は重いからいらない』と言います。だから毎回、遊んだりご飯に行くと、最後はカラオケで胸を揉んできたり、パンツの上からアソコを触られたりしています。
私が未経験だと彼に伝えると、無理に最後までしてこようとはしないのですが、『彼女はいらないけど遊びたい』と、ブラの中に手を入れて乳首を触ってきます。彼はセフレを望んでいるのでしょうか」
■心がどれほど傷つくか理解できていない男たち
セフレに対して、一般論として言えることは、セフレを持ちたいと思っている人の多くは、セフレの関係になったとき、どれほど心が傷つくのかを理解していない、ということではないかと思います。
たとえば彼女がセフレではイヤだけど、彼のことが好きで、彼の言うままにセフレになった場合、彼女の心は傷つきますよね。
このケースは、やがてセフレと疎遠になって、もうヤリたくてもヤレなくなった場合、今度は男の心が傷つきます。言葉では言い表しようのない気持ちが、男の心をむしばんでいきます。
セフレの関係をおおいに楽しむことができる人って、お互いに100%「そうと割り切っている人たち」だけです。それでも、そのふたりの関係がフェードアウトしたら、少しは心が傷つくものです。軽い気持ちでセックスをするというのは、そういうことなのです。
■自分のことしか考えられない男たち
国家試験で忙しいから真剣な交際はしたくない、とか、仕事が忙しいから真剣な交際はしたくないと言っている男子って、自己中心的な男です。
国家試験に合格したい、同時に、気持ちいいことを自分にとって都合のいいように楽しみたいという男に、女子のみなさん、「はぁ?」って思いませんか?
今の草食系男子はおとなしいとよく言われますが、おとなしい男子のなかにも、自己中な人がたくさんいます。中高生くらいから遊ぶよりもまずお勉強、という生活を続けてきたら、どうしても人と真剣に遊ぶことをしないので、他者の気持ちを想像するのが下手になるのだろうと思います。
あるいは他人を蹴落としてまでいい成績をとりたいと思っていたら、どうしても自己中心的な人格しか持てなくなってくるのでしょう。本当は、自分のことはさておき、他人のために汗を流す、というのが、人としてあるべき姿であるにもかかわらず。
■絶賛セックス中の頃が終われば、みんな・・・
セフレの関係をもっている人たちって、わりとたくさんいるのか、そういう人たちの話は、仕事をとおして何回も聞いてきました。セフレがいる人、過去にセフレがいた人、いろんな人の話を聞いてきました。
とくに、セフレの関係が終わった人の話に共通して言えることは、「出口がない関係を続けていたら、心がすさむ」ということです。
もちろん、セフレと絶賛セックス中の頃は、気持ちいいことを自由に楽しめてこの世の春を謳歌していたのかもしれません。でも、先に書いたように、愛のないセックスは、わたしたちの心を、わたしたちが気づかぬうちにむしばんでゆきます。
気持ちのいいスポーツと割り切ってセックスを楽しめる人以外、セフレをつくるべきではないと言えるのではないでしょうか。(ひとみしょう/文筆家)
(オトナの恋カツ編集部)
専門家が電話やメールであなたの悩みを解決します!
できれば知られたくない性の悩み。誰にも言えない恋人との関係。
悩む時は専門家に直接相談してカウンセリングを受けてみませんか?電話やメールを使って専門家があなたの悩みにアドバイスをします。
秘密厳守の愛カツの電話相談・メール相談を利用してみたい方はこちらから