今では美容整形も世間に浸透していて、それほど珍しくもなくなりました。
技術も進歩しているため、本人が告白しない限りはバレることもほとんどありません。
ただ、ふとした瞬間、表情に現れた僅かな歪みに気付かれてしまうことも。その相手が、彼氏や大好きな人だったらパニックです。
今回は、看護師としても整形に関する話を聞くことの多い私、大木アンヌが、整形がバレてしまった女性の体験談をご紹介します。
1:検査でバレた!
「私は二年前、豊胸の治療を受けました。そのおかげか、すぐに彼氏ができたんです。相手は同じ会社の人でした。ある日、社内で健康診断が行われることに。
私は、『脂肪注入』という自分の脂肪を使っての豊胸だったので、バレないとは思ったんですが、不安で検査を休んでしまいました。
会社のほうから何度も検査に行くように言われたんですが、ずっと無視。それがついに彼の耳に入ってしまいました。
そこで、告白せざるをえなくなりました。気にしないとは言ってくれたんですが、あまり胸に触らなくなったように感じます」(28歳・会社員)
男性にとっては大きな胸は憧れ。それが偽物だと分かったらショックかもしれませんね。
2:実は彼も…
「私は整形で目を二重にしました。目をつぶった時に、少しだけ不自然な線が入ってしまいます。彼にバレるのが怖くて、寝るときは真っ暗。朝は早く起きる。
でもある時、ついに寝坊してしまって、起きたら彼が私の顔を覗き込んでいました。『整形してる?』と言われ、正直に答えました。すると彼も、神妙な面持ちで言いました。
『俺もしてるんだ……包茎手術……』。どうりでエッチの時に真っ暗でも何も言わないはずです。両者痛み分けということで、ことなきを得ましたが……」(27歳・IT関連)
包茎手術も整形に入るんでしょうか。コンプレックスを隠すという意味では、同じかもしれませんね。
3:親の密告により……
「私の家系はみんな鼻が低い。ぺちゃんこです。それにずっと悩んでいて、整形することを決めました。親の大反対を押し切って治療に臨むと、驚くくらい自然で綺麗な鼻に。それが功を奏して、彼氏ができ、トントン拍子で結婚の話にまでなりました。
ところが、彼が私の家に挨拶に来た時、こともあろうかその話を始めたんです。まあ、家族みんなとやや違う顔をしているので、不自然さもありましたが。まさか親の密告でバレることになるとは!」(30歳・金融)
敵は身内にいましたね。家族との関係はギクシャクしているそうですが、結婚生活はうまくいっているみたいです。
おわりに
整形はやっぱり後ろめたさがあるようです。
カラダのコンプレックスをなくすか、バレるかも知れないという不安を抱えて生活するか。どちらがいいんでしょうね。
(大木アンヌ/ライター)
(オトナの恋カツ編集部)