セフレの関係って、ヤリたいだけの男とヤリたいだけの女が気持ちいいコトをしているだけ……と考える人もいると思いますが、その実態はもう少し複雑なものなんです。

今回は、独自の視点から「セフレに対する男子のホンネ」に迫ります。

セフレ関係になる前の男の気持ち

セフレの関係って実は男子のほうが傷つくんです

男子はセフレと割り切れない?

「この人とヤリたい」と思ったら、とにかくヤレるようにコトを運び、その人と寝る。

1回寝て気持ちよかったら、2回3回と寝て、それでもその相手と交際したいと思うことなく、ただセフレとして割り切って、寝まくる。

こういうことって、男子より女子のほうが上手にできているのではないかと思います。

もちろん、セフレ関係を楽しんでいる女子に限りますが、一般的には男子よりも女子のほうが「男女の関係においての諦めが良い」もの。

「男の恋はフォルダ分け保存、女の恋は上書き保存」という言葉、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

男子は一度でも心の中に入った女性をいつまでも思うのに対し、女子はすっきりと忘れることが得意なもの。

セフレの関係においても、それが成り立つことが多いのです。

男子は気持ちをコントロールできなくなる

男子は何回か寝るうちに、相手の女子に対して情が入ります。

そして、どこかのタイミングで「100%割り切っているセフレ」なのか「友だちのような相手」なのか、「つきあってほしいとうまく言えない相手」なのかが、自分でもうまく理解できなくなってくることもあります。

もちろんポイ捨て男もいます

ヤッた相手をポイ捨てする男とか、ヤラせてくれたことにまったく感謝していない男も、いるにはいます。

ですが、多くの男子はそもそもヤル前に、なんらかの情が入ってしまっているものです。

「セフレの関係=愛がない」は嘘

「セフレの関係=愛がない」は嘘

「愛なんてあるわけないでしょ」と思ったあなた。

果たして、本当にそうでしょうか?

エッチしたい=愛情

ヤルだけの相手を(つまりセフレを)ゲットしようと意気込んで、あれこれ活動する男子って、たとえば飲み屋でセフレを探す場合、飲み代くらいは「俺が払うよ」と言うことがあります。

ここでひとつ、なぜ男子が払うのか?に焦点を当てて考えてみましょう。

即物的にヤル相手がほしいから、ということではありません。「この子、かわいいな……好かれたいな」と思うからこそ、飲み代を払うのです。

「好かれたい」と思う……好かれてこそ、本当に気持ちのこもったセックスができる。つまり、「セックスしたい」という気持ちよりも、「好かれたい」という気持ちが大きく働くからこそ、声もかけるし、飲み代も払うのです。

この時点ですでに、男は相手に情を抱いています。

エッチした⇒相手を好きになる

実際にヤって、彼女のハダカに美しさを見出し、行為に快感を見出した男子はたいてい、相手のことを本当に好きになります。

多くの男子は、この子となら付き合ってもいいな、と思うでしょう。

でも付き合うというほど重たい関係になることなく、セフレの関係でいたいと思って、セフレという関係を選択します。

が、彼女のことが好きかといわれたら、好きなわけです。

付き合っていなくてセフレの関係だから好きではない、というわけでは決してないのです。

男子はセフレと心理的距離を測る

男子はセフレと心理的距離を測る

好きな女子ほど好意を伝えられない

この一連の流れのなかで、彼女のほうはどうかといえば……単純に気持ちいい行為をドライに割り切って楽しめる相手がいてラッキー!と思っているだけ……かも。

あるいは「1回ヤレて満足、だから2回目はもうしない」と思う女子だっているかもしれません。

実はこれ、セフレ関係を望んでいる女子にありがちの発想なんです……。

セフレの関係が終わったあとの男子は「もう1回ヤリたいなあ、彼女、ほかの男とセフレの関係になってしまったから、もうヤラせてくれないのかなあ」なんて思ったり。

つまり男って、セフレとの心理的な距離感をつねにはかっているんです。

クールな態度をとるしかない

女子がドライに割り切って気持ちいい行為を純粋に楽しんでいるところに、「付き合ってよ」なんて重たいコトを言ってしまえば、セフレの関係が壊れてしまうかもしれない。

そんな恐れをもっているから、つねに女子の気持ちを推しはかって、クールに割り切って遊ぶフリをしている。

でもホンネは、セフレに対していろんな情を抱いている、たとえば好きとか、つきあってみたいとか。

セフレ関係に傷ついてるのは男子の理由

セフレ関係に傷ついてるのは男子の理由

ここまで読んでみて、男子の心の内が思ったよりも繊細なこと、お気づきいただけましたでしょうか?

具体的にどんな理由で男子はセフレ関係に傷つくのか、以下で見ていきましょう。

女子を自分のものにしたいから

男子は、女子を自分だけのものにしたいと思っています。

ただ、これは男子に限ったことではなく、女子も同じ。好きになった相手には、自分だけを見ていてほしいものですよね。

だからこそ、セフレ関係には傷ついてしまうことが多いのです。

例えば「この子は俺以外ともエッチしてるんだ」「セフレ関係だから自分だけのものにはできないんだ」なんて。

好いた好かれたの関係を割り切って考えるのが得意な女子は、セフレ関係を割り切るのも得意。男子は、そのあっけなさに傷ついてしまうこともあるのです。

好きだと言えなかったから

セフレという関係上、男子がいくら関係を続けたいと思っていても、「好きだ」と思っていても、関係の進展がない限り、いつかは終わりが来ます。

いざ関係の終わりが来たとき、男子の中には「好きだ」という気持ちを伝えなかったことを後悔する人も少なからずいます。

ただ女子のなかではきっぱりと次が決まっていたりするもので、男子もそのことをわかっているからこそ、なかなか素直な気持ちを口に出せるわけもありません。

そうして、セフレというあいまいな関係に、男子は傷ついていくのです。

セフレ事情まとめ

セフレ事情まとめ

セフレの関係が解消されたとき、傷ついているのは、もしかしたら男子のほうかもしれません。

無論、100%ドライに割り切って遊びまくるプレイボーイもいますが、ぼくが話を聞いた限りにおいては、そういう男子ってごく少数です。

そもそも遊びのエッチであっても、おなじシーツに一度でもくるまった女子のことを「あいつはヤバイ」なんて吐き捨てる男って、頭がどうかしているんだ。

セフレとはいえ、真剣な情をもっている男もいます。でも、見方によっては、そのほうがタチが悪いのかもしれませんね。

(ひとみしょう/文筆家)

(オトナの恋カツ編集部)