セックスレスになることなんて、お互い望んでいないはずなのに……なぜ、しなくなってしまうのでしょう?
一方で、いつまでも求め合い、愛を感じ合えるセックスが続けられるカップルも。
レスになってしまうカップルと、ならないカップルの違いを、男女それぞれの視点から考えてみましょう。
できなくなった理由に注目!
セックスレスになったことのある男女に、レスになったきっかけを聞いてみました。まずは男性側の意見からどうぞ。
・「一度断られたことがショックで、だんだん誘えなくなり……」(32歳・公務員・良太さん)
・「セックス中に『全部ビミョー』と言われた一言がトラウマに」(29歳・製造業・隼人さん)
・「近くにいるのが当たり前で、魅力を感じなくなった」(27歳・会社員・幸人さん)
男性がセックスレスになるきっかけは、ちょっとした一言が、自信喪失の引き金になったことが多いようです。
また、ずっと一緒にいると、「特別感」がなくなり、安心しすぎることも、レス原因の一端に……。
お次は、レスになったことがある女性に意見を聞いてみました。
・「普段イヤなところを見ていると、そういう気になれない」(30歳・食品製造業・知香さん)
・「一度生理的に無理と思ったら、もうダメかも」(27歳・会社員・鈴子さん)
・「求められないとか、なんとなくそういう雰囲気にならない」(33歳・販売員・智恵さん)
男性がちょっとした一言がきっかけでレスになる一方、女性はだんだんと「したくない」という気持ちになって、一向にそれが消えない場合に、セックスレスになってしまうことが多いようです。
相手からの気持ちを感じられないと、したいという気持ちにならないという、悪循環もあるかもしれません。
セックスだけの問題と考えない
セックスレスとはいうものの、そうなってしまう原因は、セックスそのものにあるわけではないのかもしれません。
セックスレスにならないカップルは、普段のなにげないコミュニケーションから、相手を大切にしていることを伝えている傾向にあるようです。
見つめる、微笑む、手をつなぐなど、セックス以外の時間に「あなたしかいない」「一緒にいると幸せだよ」というメッセージを伝えられていますか?
普段からかける言葉に気を付けていれば、セックス中に相手を傷つけるような言葉を言ってしまうことも、避けられるはずです。
また、意外とおろそかにしがちですが、ひとりの時間を大切にすることも、ふたりでいる時間を特別なものにするための要素。
悪い意味で「当たり前」と、男性に感じさせないためにも、一緒にダラダラ過ごす時間を、少し減らし、刺激し合える時間を増やしてみるというのもいいかもしれません。
どちらかに不満がある状態をそのままにしておくと、時間が経つごとに、洗い流しにくくなり、それが溜まると、抜け出せないセックスレスをなってしまうことも……。
小さな問題点でも、ちゃんと伝えて相手を理解しようと心がけていれば、セックスレスにも、なりくいのではないでしょうか。
おわりに
セックスレスになってしまう原因が、どちらか片方だけにあるということは珍しいんです。
必ずどちらにも原因があるもの。取り返しのつかないところまで心が離れてしまう前に、しっかりと話すことが欠かせません。
普段のコミュニケーションの改善が、セックスレスの解消・予防につながるのではないでしょうか?
(はろ。/ライター)
(オトナの恋カツ編集部)