年下男子って、セックスにおいてまだ子供です。セックスにおいてだけじゃなく、もうありとあらゆる面で子供です。子供という表現がマズいのなら、未熟です。

そういう男子は、年上の彼女になにを期待しているのか?

答えは「性的にある程度成熟したものを期待し、その期待が満たされたらすごく喜びます」。

具体的に見ていきましょうか。

■年下君の特徴「性的欲求と理性のバランスのとり方がまだわかっていない」

たとえば、年下の彼が、自分と同い年か少し年下の女子と付き合ったら、彼は彼女に「わたしはキスだけでいいのに、どうしてデートのたびにヤろうって言ってくるわけ?」と言って泣かれるかもしれません。

若い女子って性的にまだつぼみなので、どうしても「スマートに」「ロマンティックに」エッチにもっていってくれる男性のことを「良きもの」と思っていたりするじゃないですか。

で、そういう男性に運よくめぐり会えたら、彼にスマートにエスコートしてもらいつつ、同い年くらいの男子がエロ動画でしか見たことのないようなヤバいプレイでも楚々として受け入れて……みたいなことになっているじゃないですか。

年上の男性は、そのへんのバランスを熟知しているので、理性から入って結果的に「AV男優さん顔負けなこと」もしれっとできちゃいます。やり口が達者なんですよね、もう。

年下男子は「とにかくヤリたい」と思っています。でも、性的欲求と理性のバランスのとり方がまだわかっていないんですよね。

■彼の自己肯定感&有能感をMAXにする方法

というようなわけで、若い年下の彼は、「あなたのエロさをわたしは分かっています」というような涼しい顔でエロいことを「一緒になって楽しんでくれる」年上彼女を求めています。

年下の彼は「エロいことは良くないことだ、むしろ悪いことだ」と思っているからです。

年下男子って、かわいい女子を見たら「ヤリたい」と思います。でもその気持ちをストレートに表現したら、女子に怒られた。あるいは「キモイ」と言われた。あるいは「サイテー」と言われて口をきいてもらえなくなって、気まずい思いだけが残った――こういう経験をしているものだから、「エロは悪」と思っています。

「エロいことは悪いことだ。でもおれはスケベなことに興味津々である。だからおれは悪い子なんだ」彼はこう思っています。

そういう彼に対して、あなたが年上のお姉さんとして「エロいことって、なにも悪いことじゃないのよ。ほら、パンツを脱いで一緒にスケベなことを楽しもうよ」という態度で接してあげると、彼の自己肯定感はMAXになります。そして実際にエロいことを二人で楽しんだなら、彼の有能感はMAXになります。

■エロの変遷(超私的&超簡略版)

江戸時代の吉原の時代から、年下男子が年上のお姉さんにエロいことを教わり、結果として、エロい気持ちの扱い方を教わって一人前の男になった、ということはあるそうです。それ以前もきっと、そういうことは起こっていたのでしょう。

平安時代までさかのぼると、たとえば『源氏物語』のように、貴族のお話が主に現代に語り継がれているので、どうしても20代の男子が10代の女子にエロいことを教える、というエロの世界観が幅を利かせているのかもしれないですね。『源氏物語』って、そういうお話だし。

エロい年上男子(光源氏とかの貴族)に見初められ、ついていこうと思えば、いいとこのお嬢さんは「恋&エロのたしなみ」を知っておくべきだ、ということで、お嬢さんの親が子供に読ませていた本、それが『源氏物語』だから。

でも、時代が下って江戸時代にもなれば、庶民の話もたくさん残っていて、そこには「年上のお姉さんにエロを教わった」男子の話がたくさん出てきます。

江戸時代ではなく昭和においては……おっちゃんの売春ツアーの話がわりと語り継がれていますが、実際には日本において、年上のお姉さんが年下君にエロを教えていたことだってありました。

平成の今は……あなたが歴史をつくる番ではないですか? 平成もそろそろ終わるそうなので、うかうかしている場合じゃないんじゃないですか?(ひとみしょう/文筆家)

(オトナの恋カツ編集部)