彼との体の相性がしっくりこないと悩んでいる女子って、2パターンあります。
1つはエロのパワーが彼と違いすぎる。2つ目はエロいことを彼と話さなすぎ。
それぞれ、具体的に見ていきましょうか。
■エロのパワーが彼と違いすぎることについて
持って生まれたエロのパワーが少なめの人がいます。たとえば男子であれば、風俗で遊ぶことにすごく抵抗のある人がいて、
そういう人は風俗に行くとどのような気持ちいいことが体験できるのかを頭では理解しているけれど、「そこまで気持ちいいことを経験するのが怖い」と思って、つまり自主規制して、絶対に風俗店に行かないんですよね。
女子の場合だと、たとえば彼が若くてヤリたい盛りなのに対して、「わたし、キスだけでいいのに」と言うとか、「デートのたびにエッチしたいって、わたしの体だけが目当てで付き合ってるの?」と聞いてしまったり。
エロのパワーの量の違いゆえに体の相性がしっくりこない女子は、いつかあなたのエロの量と同じくらいの量の男子に出会えたら、なんとなくしっくりくるようになります、というのが1つの答えです。
2つ目の答えは、なんだかんだやっているうちに、あなたのエロが開発されて、あなたがすごくエロくなって、やがてエロい男子とエロいことを楽しめるようになったとき、体の相性に関する悩みがどこかに消えてくれます。
■エロいことを彼と話さなすぎという問題について
2つ目のエロいことを話さなすぎ、という問題点について。
思うんですが、おそらく誰だって「こういうエッチをしてみたい」というのを持っていると思います。
たとえば、後ろから犯されるように乳首をコリってもらいたいのに、彼はわたしの乳首をいじるのもそこそこに、すぐにINしようとしてくる、と悩んでいる女子っていますよね。
つまり彼と「ホントはどういうエッチをしたいのか」「ホントはどういう気持ちいいことをしてもらいたいのか」を正直に話していない人があまりにも多いです。
エロいことを正直に話せるのは、マッチングアプリの中で、しかも匿名で――こういう発想というか思想をもっている人って多いじゃないですか。
だから、せっかくマッチングアプリの運営会社がクリーンな運営を志していても、どこかしら「誰にも言えない性癖を胸に抱えている淋しい者どうしが寄り集まる薄暗い場所」というイメージが払しょくされないんですよ。
ホントは、付き合っている彼と「わたし、アナルに少しは興味あります」とか「あなたの手足を縛っていじめてみたいです」とか「あなたが泣きそうな顔になるまで責めてみたいです」とかと、ちゃんと彼とひざを突き合わせて話すべきなんです。
でないと、合うものも合わなくなってしまいます。
おわりに
いかがでしょうか。
海外のエロ動画ってあまり見たことがないので、確たることは言えないのですが、それでも海外のって、日本のものより、すごくエロい印象を受けます。
それはきっと「わたしはここが気持ちいいから、あなたにはここを執拗に舐めてもらいたい」とか、「ぼくはこういう体位が好きだから、君は四つん這いになるべきだ」とか、そういうリアルな意思疎通ができているんじゃないのかなと思います。
日本人ってどうしても、「体の相性が良くないと感じるんですが」と相手に言うと悪いかなと思ってしまって言わないでしょ?問題はきっとそこです。
この問題さえクリアできれば、サイズ感以外の相性の悪さはどうにか解決を見るのではないでしょうか。まずは彼と話そう。
(ひとみしょう/文筆家)
(オトナの恋カツ編集部)