オナニーっていやらしい、恥ずかしい。そう思っていませんか? そんなことはありません。
女子のオナニーは、感じやすい身体づくりにつながります。彼との充実したセックスの時間を過ごすのに必要なものなのです。
今回は、女子のオナニーについてお伝えします。まずは、アダルトグッズを使う必要などありません。最初は自分の手指をフルに活用して、オナニーの時間を楽しみましょう。
手でするオナニーのいいところ
電マやバイブレーター、シャワーを使ったオナニーは刺激が強く魅力的です。でも、そのとき快感を得ることだけが目的ならいいのですが、長い目でみると注意すべき点があります。
道具をつかったオナニーで絶頂感を得ることは性感帯の開発につながりますが、そればかりを繰り返していると、男性との通常の挿入だけではイキにくくなってしまう可能性があるのです。
それに、プラスチックの硬くて冷たい感触よりも、人肌のぬくもりを感じられるほうがやっぱり気持ちいいもの。
性感帯を開発する目的は、ただイキやすい身体をつくことではなく、「男性とのセックスでイキやすくなること」ですよね。
自分の手を使ったリアルさ重視のオナニーを中心にするように切り替え、でも時々は道具も使う、という風に変化をつけてみると、オナニーの時間がより豊かなものとなるのではないでしょうか。
また、オナニーによって、自分の身体のどこをどのようにしたら気持ちいいのかを自分で把握できるので、セックスに対して積極的になれるというメリットもあります。男性に対して「こうしてほしいな」とおねだりすれば、彼はきっとよろこんで望みをかなえてくれることでしょう。
いつ女子はオナニーをしたくなるのか?
むらむらするけど、今すぐ彼に会いにいって「セックスしたい!」なんて言えないし、近くにいる男性に声をかけるわけにもいきません。
女子がオナニーで済ませてしまうほどセックスしたくなる時期とはいつでしょうか?
オナニーのタイミング①やっぱり生理直前!
生理直前に性欲を感じるという女子は多いと思います。女性の性欲は生理周期と密接な関係にあり、生理周期の中で分泌される女性ホルモンの増減によって性欲はコントロールされています。
女性ホルモンにはエストロゲン・プロゲステロン・オキシトシン・テストステロンの4つがあります。生理の3~10日前には、女性らしい体を作るエストロゲン、イライラなどの月経前症候群(PMS)を引き起こすプロゲステロンという女性ホルモンの分泌が上昇します。
生理の直前には、この2つの女性ホルモンの分泌は大きく減りますが、幸せを感じるオキシトシン、男性ホルモンであり性欲を増進させるテストステロンの分泌が活発になります。生理前に女性をむらむらするさせ、オナニーしたくなる原因は、生理周期によって変わるホルモンバランスから起こると言えるでしょう。
オナニーのタイミング②意外と多い、排卵日前後
排卵日前後に性欲が増すということは、意外と知られていません。先ほどご紹介した女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、女性らしさを際立たせるだけでなく性欲を増進する作用も持っています。
生理終了日辺りからエストロゲンの分泌は活発になって排卵日がピークです。その結果、分泌の活発な排卵日前後は性欲が増してむらむらしてしまうのです。排卵日付近に性欲が増進されるのは、一番妊娠しやすい時期なので生き物として子孫繁栄を促す本能からきているのでしょう。
望まぬ妊娠を避けるためにも性欲を抑えることができるなら、オナニーがちょうどいいかもしれませんね。
オナニーのタイミング③寂しさを埋めるため…
現代社会に生きる女性たちは愛に飢えているのかもしれません。愛を確かめ合う男性がいない、遠距離で彼と会えないといった女子は、寂しさやイライラという欲求不満をオナニーで発散するしかありません。
部屋で1人、ベッドで寂しさを埋めるオナニーは悲しく思えますが、行きずりの男性とワンナイトラブを過ごしてしまうより安全性が高く、面倒くさくないですよね。
「やってしまった! 」と後悔するよりは、そのまま気持ち良くなって眠ることもできますし、手っ取り早く欲求不満を解消するにはオナニーがいいでしょう。
性欲が強い女性は肉食系女子とバカにされますが、女性の体にも男性ホルモンは分泌しています。
オナニーが恥ずかしいと思っている方も、単に性欲を解消するだけでなくストレス発散にも役立ちますので、積極的に試すといいです。
オナニーのとき、女子は何を想像するのか?
では、女子はオナニーのとき、何をオカズにしているのでしょう?
意外と多いのが、「想像」という意見。女性のみんなに、どんな想像オナニーをしているのか探ってみました!
現実のパートナーを想像して
一番多かった意見が、彼や夫、現実のパートナーとのエッチを想像しながらという答えでした。彼とのエッチを思い出しながら、オナニーをする人が多いようです。中には、今の彼ではなく、昔付き合っていた彼や、自分が今までに体験した最高に気持ちよかったエッチの思い出を想像しながらオナニーをするという人も。
実際に体験したエッチだけでなく、「彼とこんな風にしてみたい! 」という想像をふくらませながらオナニーを楽しむという意見もありました。彼がめちゃくちゃに求めてきて、何度も何度も絶頂を味わったあと、最後に彼と一緒にイクなど、シチュエーションの具体性や想像は人それぞれのようです。
ドラマや小説の人物を想像して
自分や彼のような現実の人物ではなく、ドラマや小説の主人公になりきって想像オナニーをするという人も多かったです。ドラマや小説のストーリーにあわせて、自分も一緒に盛り上がっていくと、とても気持ちよくなれるという声も。
想像に使うジャンルは、官能小説、恋愛ドラマ、ハーレクインのほか、ネットでの体験手記なども人気があるようです。また、少数意見ですがBLやAV(男性向け、女性向け問わず)という意見もありました。
視覚的な刺激を求めている点では男性と似ているかもしれませんが、お気に入りのストーリーがみつかると、何度も同じもので楽しむ人が多いのは女子ならではかもしれません。
禁断のシチュエーションを想像
あくまでも「想像」の世界の話なのですが、「縛られて身動きできないところを無理やり」や「大勢に囲まれて責められる」という想像をしながらオナニーする女子も多いようです。
「電車の中で」、「いつ、誰が入ってくるか分からないオフィスで」など、普通に考えるとイケナイシチュエーションでエッチしている想像をすると、体が疼いて止まらなくなる、というちょっと過激な意見も。
こちらは、現実ではない想像だからこそ楽しめるシチュエーションだと思います。男性が真に受けて同じことをしようとすると、大変なことになると思いますので、オナニーの中だけにとどめておきましょう。
身近にあるもので、女子がオナニーに使える道具は?
指でオナニーしているばかりでは飽きてしまうこともありますが、アダルトグッズを買うのは抵抗がありますね。
そんな女子のために、オナニーの道具として意外と使える身近な物をご紹介します。
電動歯ブラシ
クリトリスを中心としたオナニーでは、電動歯ブラシが万能性を発揮します。
まず、通常の歯ブラシとしてクリトリスに当てることで、フサフサとした毛のタッチと、つるつるとした裏側のタッチを好みに合わせて使い分けられます。さらに、電動スイッチをONにすることで、ローターとしてクリトリスを刺激することができるのです。
ローター状態では裏側を使い、それでも物足りなくなった場合に毛の部分を当ててみましょう。このように電動歯ブラシは、レベル調節機能の付いた柔軟性の高い身近なオナニーグッズです。
キュウリ
中イキ派の女子におすすめのオナニーグッズがキュウリです。
太さも丁度よく、周りのブツブツがアクセントとなります。ただし、人によってはこのブツブツを痛いと感じるかもしれないので、念のため包丁などでこそぎ落としておくか、コンドームを装着させましょう。ゴム有りでも挿入が難しい場合は、ローションを使うと出し入れがスムーズになります。
せっかくなので天然のローションが良いという場合は、オリーブオイルがおすすめ。また同じ野菜系であれば、ニンジン、ゴーヤ、ナスなどもそれぞれ特性がありますので、色々試して好みの野菜を見つけましょう。ぜひ、天然の素材を使ってオナニーを楽しんでください。
ヘアピン
オナニー上級者ともなれば、クリトリスや膣と同時に乳首の刺激も怠りません。乳首の刺激に使えるアイテムがこのヘアピンです。
使い方は簡単、ヘアピンを乳首に挟むだけです。もちろんクリトリスを挟むことも可能。挟んだ後は手が放せるので、膣への刺激と同時進行すればまるで挿入されながら乳首をいじられているような感覚を楽しめます。
ヘアピンの刺激が物足りなくなった場合は、洗濯バサミを使うとより強力です。ただし、オナニーをエスカレートさせてしまって、怪我などしないようにしてくださいね。
(オトナの恋カツ編集部)