魅力的な男性だと感じていても、実際にセックスをして初めてわかることもありますよね。
顔や性格は好みだけどセックスの相性が良くないとか、どうにも痛みがあるとか……。
でもそれをそのまま言ってしまうと、二人の仲に亀裂が入りそうで、なかなか言い出せない。そんな女性は、少なくないようです。
そこで今回は、相手を傷つけずに対処する方法を、男性筆者の目線でご紹介。どんなふうに伝えれば、改善できるのでしょうか?
彼のあえぎ声がうるさい
「彼は喘ぎ声というより、唸り声みたいで、「○○ちゃんの○○サイコー!」「ヤバイ!スゴイよ!」など正直うるさくって……」(29歳・女性・会社員)
セックスにおいて、声は重要な要素。
筆者も、「音」や「声」にこだわるタイプなので、この方のゲンナリ具合がとてもよくわかります。
彼氏なら、これから何度もHをするわけですし、ぜひ改善してほしいところ。
「耳元で囁くように言ってくれたらもっと興奮する」「気持ちいいほど声を我慢してる姿が好き」など、前向きな言い方でリクエストしてみるのはいかがでしょう?
そして、実践してくれたら色っぽく褒めてあげましょう。
女性に興奮してもらえるのであれば、男はなんだってしたいと思うものなのですから。
アレが小さくて物足りない
「ちょっと小さめくらいなら、全然問題ないんです。
でも、小さすぎて、正直『入ってるの?』みたいなことがありまして……」(32歳・女性・音楽教室勤務)
これは、相手の男性が悪いわけでもないですし、難しい問題ですよね。
女性の胸が小さい場合は、「可愛いくて好き」と好みとして伝えられますが、男性のサイズに関しては、どう伝えても傷つけてしまいます。
そんなときには、言葉に出さないのが正解。
本番までに何度もイってしまうほど、前戯で満足を得るセックスにしてもらいませんか?
「ここ気持ちいいから触って」「イってから入れたらもっと気持ちいい」などの誘導を。
そして本番では、彼が満足するターンとして、おもてなしの気持ちをもって。彼とくっつけているという幸せに着目してみてください。
ドヤ顔前戯が気持ちよくない
「ドヤ顔彼氏の手や口の攻め方が下手というか、むしろ痛い!」(30歳・女性・カフェ店員)
よくある勘違い男の自慢テク。「こうすれば女は感じる」と考えているからこそ、余計にタチが悪いパターンです。
下手! と言ってしまうと傷つけてしまうので、「こうやってしてくれたほうが気持ちいい」や、「こうされるともっと気持ちいい」という伝え方にしてみましょう。
「もっと喜んでもらえる」と感じれば、男性も応えてくれるはずです。
また、痛いときは、「それは痛いからダメ」と、ハッキリ言っても大丈夫。
「私はそれ、気持ちよくなれないタイプなの」という言い方もおすすめです。
変な性癖が判明した
「最初のエッチで、歯形がのこるくらい噛まれて正直引きました……」(27歳・女性・保育士)
「踏んで罵られるのが好きなドM彼氏。
正直、男としてのプライドはないの?って思っちゃって……」(31歳・女性・看護師)
ソフトSMくらいなら、いい刺激になりますが、あまりに極端な性癖だと、やっぱり受け入れがたいですよね。
相手の性癖は否定せず、「自分は○○なHがしたい」と、自分の理想を伝えてみましょう。また、「○○までならいいよ」と、制限付きで受け入れてあげれば、彼も満足してくれるかもしれません。
おわりに
エッチの仕方も好みも十人十色。相性を考えると、自分が思い描いている理想と違うHだったという経験をしてしまうのも、仕方のないことかもしれません。
伝え方や受け入れ方を工夫して、お互い満足できるコミュニケーションに調整していくのが正解。上手に調整していきましょう。
(橘 遥祐/ライター)
(オトナの恋カツ編集部)