結婚して何年も経つとセックスレスになって、夫には「可愛い」と言われなくなって……そんな結婚生活を、“当たり前”だと思っていませんか?
たしかに流れに身を任せていると、そうなってしまう可能性が高くなります。
でも、ちょっと意識するだけで、“当たり前”の流れを回避できるとしたら……?
今回は、いつまでも夫に愛されていたいあなたに、今日からできるちょっとした工夫を紹介します。
自分から「女」を捨てない
とくに子どもがいると、「自分に構っていられない」「それどころじゃない」という場面ばかりですよね。
自然とスカートからパンツへ、なんだったら汚れてもガシガシ洗えるスウェットへ……となるのも当然の流れ。
でも、「もう女は捨てよう」と諦めてしまわないで。「女でありたい」という思いがあれば、いくつになっても“女”でいられます。
おばさんになろうと思えば、いつだってなれます。逆に言えば、あなたさえ手放さなければ、いつまでも“女”で居られます。
いまは、状況的に無理だったとしても、「いつか」「また」でもいいので、「女でありたい」と思いを持ち続けていてください。
可愛さにメリハリをつける
毎日、いつもどの瞬間でも“女”で居る必要はありません。むしろ普段は自分にとって楽な格好や過ごし方をしていて大丈夫。
ただ、外に出るときや仕事に行くとき、夫とふたりきりで出かけるときなどは、できるだけ“女らしさ”を意識したオシャレを。
そんないつもとちがう姿を見ると、夫もドキっとするはずです。
また、ふたりでいるときは「母モード」から、「妻モード」や「彼女モード」に切り替えるのもいいでしょう。
いつも可愛く居ようとしても限界がありますから、メリハリがあるほうがときめきも大きくなるはずです。
スキンシップを積極的に
セックスレスの入り口は、スキンシップの減少です。
肌と肌が触れ合っていると安心感を覚えるので、それだけでも、あなたの存在が癒されるものになります。
ふたりきりのときは手をつないだり、夫がなにかしているときは、邪魔にならない程度に密着したり。
スキンシップを積極的に行ってみてください。
また、夫からのスキンシップを嫌がらないのも大切です。
ノリで「触らないで」と言われても男性は案外傷ついて、次の一手が怖くなるもの。
触られたくないときは、「いま生理中で、肌がピリピリするの」とやめてもらったり、「こっちにして」と手をつないだり、「ぎゅってして」とハグでごまかすなど、受け流すのが正解です。
おわりに
「こんなことで?」と思うようなことばかりだったかもしれません。でも人は、「一度やめてしまったこと」をもう一度始めようとすると、思った以上にエネルギーが必要です。
むしろ、ずっと求められる妻でいるためには、毎日の積み重ねが一番大切。
やめきらないうちに、また、やめて間もない間に、ちょっとした工夫を再開しておきましょう。
(矢島 みさえ/ライター)
(オトナの恋カツ編集部)