彼氏のことは大好きだけど、セックスはちょっと不満。でも、ヘタになにか言うと、彼を傷つけてしまうかも……。
そう思うと、結局なにも言えずにずっと改善されないままになってしまうでしょう。
でも、セックスでお互いが満足できるかどうかは、ふたりの関係にとって、とても大切なこと。
どう伝えていけばいいのか、まとめてみました。
悩みは山積み……でも言えない
「なかなかイク感覚がつかめなくて……。
でも、彼をがっかりさせたくないので、彼がイクときには、イク演技をしてしまいます」(28歳・アパレル・美加さん)
「気持ちよくなるのに時間がかかってしまうんですが、彼は勝手に気持ちよくなっていくみたいで。
エッチのペースが、彼と合わないが悩み」(26歳・歯科助手・綾香さん)
「前戯もいろいろしてくれるんですけど、私的には『そこじゃなくてココ』『そうじゃなくてもっとこう動かして……』みたいなのが多いです。」(30歳・スポーツインストラクター・茜さん)
初めから100点満点のエッチが味わえる相手なんて、なかなかいません。
お互い、なにをすれば気持ちいいのか、どこが気持ちいいのかなどは、回数を重ねて知っていくもの。「そうじゃなくて……」が伝えられないと、ずっとそのままになってしまいます。
しかし、恥ずかしい、言いにくいといった理由から、自分が我慢することを選んでしまう女性も多いもの。
エッチの雰囲気を壊したくない、彼氏を傷つけたくはないと、優しい女性が多いのかもしれません。
伝えたいとは思うものの、いつ・どのように伝えていいのかわからない、という気持ちもあるようです。
心重視で「気持ちいい」を伝える
目的は「良かった」と思えるエッチをすること。
すべてが満たされないとしても、不満に意識が向かなければ、満足できることが多いはず。
なんといっても、大好きな彼と、求め合っているわけですからね。
そのためには「イクこと」を無理に意識しないでも大丈夫。
カラダの快感を求めすぎると、心のほうが鈍くなり、余計に感じにくくなってしまいます。
女性の場合は、とくに「心」が大切。気持ちよくならなきゃいけない、と思わず「あ、ちょっといいかも」を楽しむようにしましょう。
彼のペースが早いと感じることが多いなら、オーラルセックスで、先に彼にイってもらうのもひとつ。
こうすれば、彼も興奮が少し落ち着き、ゆっくりしたエッチに持っていけるかもしれません。
そして不満は、「こういうのが好き」と伝えてみてください。
彼を傷つけてしまうのが心配なら、「こういうのはダメ」と、否定するのではなく、「こうしてみて!」と提案する形で。
いい感じになってきたら「コレ! 気持ちいい!」「それ、そういうのが好きなの!」と伝えて、「よくないこと」ではなく「気持ちいいこと」を伝えていきましょう。
おわりに
セックス中の悩みは、伝え方を工夫すると、少しずつ解決できるはず。
気持ちが入りすぎたり、緊張してしまったりする場合は、「気持ちいい」より「心地よい」に、楽しみ方をシフトしてみましょう。
「もっと満足したい」という前向きな気持ちで話し合えば、きっと彼も、喜んで聞いてくれるはずです。
(はろ。/ライター)
(オトナの恋カツ編集部)