エッチって、本当は男は女子に満足していただけるように動くものだ、という意見って、むかしから存在しています。
がしかし、そういう意見は、むかしも今もなぜか少数派ですね。なぜでしょ?
女子に遊び相手にされていようと、どういう扱いを受けようと、とにかく男子は、女子が満足するように動く――こういう男子が増えたら、女子の下半身事情はさぞやバラ色だろうと思うのですが。
さて今回は、エッチのとき、彼に「俺って遊び相手なのかな?」と勘違いされる女子の言動についてお届けしましょう。
キスなしエッチ
むかしは「プロ」と「素人」がはっきり分かれていました。プロの女性は「キスはしないでね」と言っていました。
今は……どうでしょう? 男からすればやっぱり「キスはしないでね」と女子に言われたら「この子は遊びのエッチをしに来たのかな」と思っちゃうものです。
キスに関しては、女子のほうがあれこれ熱心に考えている、ということになっているようだけど、男子だってキスに敏感なのです。
ベッドの上でよく喋る・笑う
男子でベッドの上でよく喋る人って、おそらくあまりいないはずです。
やっとの思いで、見たくて見たくてたまらなかったものを見ることができているわけだから(触れる権利を行使できるわけだから)、黙々と手足(手と口?)を動かします。
がしかし、女子の中にはよく喋る人がいる!
ベッドの上でよく喋り、よく笑われると、男子は「この子、俺と遊びのつもりでエッチしに来たのかな」と思って悲しくなってしまうのです。
部屋を暗くしないと脱がない
部屋を暗くしないと脱がない女子は、それが恥じらいゆえなのか、遊びだからなのか、男子にとっては判然としないんですよね。
「ホントに好きな彼氏にわたしのハダカを見せたら、わたしのコンプレックスも受け入れてくれるだろうから、明るいところでハダカになるのは彼氏限定!
遊び相手にはハダカは見せないで、気持ちいいことだけをやりあうのみ!」
こういう女子もいるので、「部屋を暗くしないと脱がない」は、「遊び」と思われるかも。
最初から積極的だ or 最後まで消極的だ
最初から「さあヤろう!」みたいなノリでこられたら、「この子、俺とエッチ目的のためだけに会いに来たのかな」と思うのが男子。
反対に、最後まで男がリードしないといけないエッチに対しても、男は「この子、遊びでエッチしたいだけなのかな」と思ってしまうもの。
気持ちのあるエッチって、プレイの最中のどこかのタイミングでスイッチが入るでしょう?
そのスイッチが最初から入りっぱなしとか、最後まで入らないとなると、「このスイッチ壊れてるのかな?」と思う、つまり「遊びなのかな」と思ってしまうのです。
おわりに
いかがでしょうか?
さて、遊びでエッチするのがいいのか悪いのかはさておき、男女ともに、遊びのエッチをしたい時ってありますよね。
以前はネットに、草食系っぽく見える男女にとって、遊びのエッチは無縁だ、みたいな論調もあったけど、それは人というものを立体的に見れていない人が言うことであって、誰だって「ちょっと遊んでみたい」と思う時があるはずです。
せっかく遊ぶなら(どうせ遊ぶなら)スマートに品よく、きれいに遊ぼう! これがオトナの心がけです。
(ひとみしょう/作家)
(オトナの恋カツ編集部)