じつは彼がエッチしたくてたまらない時とは、いつもだ――という考え方は、正しいようで間違っています。
極端な例を挙げるなら、借金で首が回らず、明日にも会社が倒産しそうな時、彼は「エッチしてぇ!」なんて思わないんですね。そこそこ平和で、そこそこ幸せな時に「ヤリてぇ!」と思います。
さて、今回は、じつは彼がエッチしたくてたまらない時とはどのような時なのか、具体的に見ていきたいと思います。
酔ったとき
まあ定番ネタですよね。女子の中にもお酒が入ったらエッチしたくなっちゃう人もいますしね。というわけで次。
太ももにタッチされたとき
ボディタッチの中でも、男子に「効く」のは太ももなんだそうです。太ももにタッチされたら「この子、俺とエッチしてもいいと思っているんだ!」と男子は感じます。だからエッチしたくてたまらなくなるのです。
軽く触れたとき
狭い個室で複数の男女で飲み会をしている時、隣に座っている女子と腰やお尻が触れたら、男子はもうダメです。「この子とヤリてぇ!」と思います。この場合の「ヤリてぇ!」は、女子特有のやわらかさを肌で感じたから、というのが理由でしょうね。
疲れているとき
「疲れマラ」という言葉があります。疲れているときに「ヤリてぇ!」と思うんですね。
「わたしの彼氏は、疲れているとき、わたしが誘ってもエッチしてくれないんです」というのは、彼が疲れすぎているか、まだそこまで疲れていないんでしょうね。
いわゆる「ランナーズハイ」の状態まで疲れると、「マラ」は「ヤリてぇ!」と思うのかもしれません。「意思」を超えている現象なので、「かもしれません」としか書けませんが。
ちなみに、最近、若い女子にマラって何? と聞かれたので付言します。マラとは男子のアレのことです。「歯目マラ(はめまら)」というのは、歯と目と男子のアレのことで、この順番に男は老化してゆくと昔から言われています。
彼女が着替えているのを見たとき
たとえば彼氏のおうちに来た彼女がジャージに着替えるのを、見るともなしに見ている彼氏は「ヤリてぇ!」と思っています。
だから、セックスレスに陥らない方法に「彼氏に見える場所で着替える」というのがあるのです。
彼氏に着替えているところを見せたら、彼がヤッテくれなくなるという言い方も昔からありますが、どうなんでしょうね? 人によるのか、やっぱり見ないほうが勃起するのか?
いかがでしょうか。
具体的な例を5つ挙げました。がしかし、彼は、デートで彼女に会うたびに、つねに「したい」と思っているはずです。
デートの待ち合わせのときに、彼女がやって来るのを待ちながら「ヤリてぇ!」と思っているし、デート中、隣を歩く彼女の横乳を見ながら「ヤリてぇ!」と思っているし、夕飯で入った居酒屋でお酒を飲みながら「ヤリてぇ!」と思っているものです。
ただし、それはなにも、あなたの体だけが目当てというわけではない、というのがポイントです。
彼は健全な心身を持っているから「ヤリてぇ!」と思うのです。心が死んでいる時は、どんな男であっても「ヤリてぇ!」とは、決して思わないから。
(ひとみしょう/作家)
(オトナの恋カツ編集部)